離婚問題以外に探偵ができる調査とは？

離婚問題の原因といえば、異性関係。相手の浮気や不倫が原因で離婚を決断する人も少なくありません。
探偵は、そんな浮気・不倫問題解決に大いに貢献する存在。
とはいえ、探偵は浮気や不倫に関する問題以外の調査も可能です。
では、どんな調査をすることができるのでしょうか。

素行（行動）調査

探偵の素行調査では

• 普段の行動
• 性格や人柄、交友関係
• 周囲からの評判

などを調査することができます。
また、不審な人物と接触した場合は、その人物の素行や身辺調査を行うことも。

素行（行動）調査は、個人に関する調査だけでなく、企業関連の調査など幅広い目的で依頼されています。

人探し調査

探偵が行う人探し調査では

• 失踪した配偶者
• 初恋の相手
• 遺産相続人

などを探すことが可能です。

人探し調査は、依頼によって難易度が異なります。場合によっては、大幅に調査料金が前後することも。
そのため、人探し調査の実績が豊富で、料金が明確な探偵に調査を依頼するとよいでしょう。

※探偵がDVまたはストーカー目的で探していると判断した場合は、依頼を引き受けることはできません
※事故や事件に巻き込まれた可能性がある場合は、速やかに警察に届け出ましょう

身元調査

身元調査では

• 名前
• 住所
• 生年月日
• 性格や趣味
• 学歴や職歴、結婚歴

などを調べることができます。

婚約者を対象とする「結婚前調査」や採用内定者を対象とする「雇用調査」も身元調査のひとつ。
探偵の浮気調査で、浮気相手が判明したときに浮気相手の氏名や住所を調べるのも身元調査です。

※出身地や宗教など差別につながる調査は探偵業法で禁止されており、調査できません

盗聴・盗撮器発見調査

探偵は、盗聴器や盗撮器の発見から撤去、さらに被害防止のアドバイスを行うことができます。
盗聴器・盗撮器を購入、所持することは犯罪ではありませんが、設置の際に法に触れる可能性があります。
例えば、許可なく他者の住居施設への侵入する「住居侵入罪」や、浴場や更衣室などに設置する「軽犯罪法違反」など。

しかし、盗聴器・盗撮器の種類は多く、素人では見破ることができないものも存在しているため、発見は困難でしょう。
被害が拡大する前に、探偵に盗聴器・盗撮器発見調査を依頼することをおすすめします。

ストーカー調査

2000年、痛ましい事件を契機にストーカー規制法が施行され、2021年には三度目の改正が成立しました。

以前と比べると、警察に動いてもらいやすくなりましたが

• ストーカー被害が分かるもの
• ストーカー犯に関する情報

がなければ、警察は積極的に動いてはくれません。

探偵のストーカー調査では、犯人の身元を突き止めたり、ストーカー行為の証拠を集めたりすることができます。
探偵は警察のように、ストーカー犯に接触禁止を言い渡す・逮捕をすることはできません。
しかし、探偵が収集した証拠を警察に提示することで、ストーカーに対して警告や禁止命令などの対処をしてくれるようになるでしょう。